変形性膝関節症は、年齢とともに徐々に膝のクッションがすり減ることで起こります。日本では約3000万人の患者さんがおり、そのうち有症状の患者さんは1000万人いると言われています。
今回は「変形性膝(ひざ)関節症」についての記事を「いしゃまち」で監修させていただきました。タイトルは「膝が痛い、水が溜まっている…もしかして、変形性膝関節症かもしれません」です。
変形性膝関節症かも・・・と思ったら、レントゲンを撮影し、自分の変形の程度がどれほどか(グレード0からグレード4まであります)知っておきましょう。レントゲンは横になって撮影する方法が一般的ですが、関節の隙間をしっかりと確認したいときには立ち上がって撮影する方法が有効です。
変形性膝関節症と診断されたら、運動や食事、お薬、注射、装具、手術など、自分に合った治療を一緒に考えながら選んでゆきます。レントゲンの結果が重症だったとしても直ぐに手術を受ける必要はありません。日常生活に支障がなく、自分のやりたいこと(例えば、「温泉に行きたい」「近所を散歩したい」など)ができていればお薬や注射で経過を診てゆきます。
当院では2020年から再生医療(PRP療法)も行っております。興味のある方はホームページに詳細を記しておりますので、是非ご覧ください。
膝の痛みが心配ならば、まずは整形外科までお気軽にご相談ください。
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